【引越し前の手続き】
【引越し後の手続き】
【一括見積り】
引越し搬送によって荷物を破損されてしまうことがあります。必ずしも引越し業者の扱い方が悪いとは限りません。依頼する側も破損させない工夫をすることで、気持ちの良いお引越しが出来ます。荷物ごとの荷造りのコツについてご紹介します。
冷蔵庫の引越しの場合、注意事項を守らないと壊れる場合があります。今時の物は壊れないと鷹をくくると高い出費になりますので注意が必要です。
引越し数日前から、冷蔵庫の中のものが空になるように整理していきます。引越しの1日前には完全に空にして、寝る前にコンセントを抜くようにして下さい。箱になっているからといって、中に物を残さないようにします。暑さで融けやすいバターなどを運ぶ場合は、簡易な保存用バッグなどを使うと便利です。冷蔵庫から出して食品を運ぶときは、臭いが移らないように他のものと同じ袋や箱に入れないようにしましょう。
特に注意が必要な3点についてご説明します。1点目は水気です。自動製氷機で氷を作っている場合は、忘れずに溶かしておきます。また氷用の水が残っている場合は捨てておきます。下部にある蒸発皿の水を抜きます。通常はこの蒸発皿の水抜きは引越し業者で行ってくれます。古い冷蔵庫の場合、霜が溶けて水が出ることがあるので霜とりをする必要があります。前日に電源を抜くのはそのためです。
2点目は運搬方法に関する注意です。冷蔵庫を搬送する場合、縦にして運ばなければいけません。冷蔵庫を横積みにして運搬すると、圧縮機の中に入れている冷凍機オイル(圧縮機の潤滑油)が冷却システム内に回ってしまい、故障の原因になります。
最後の注意は引越し先で電源を入れるタイミングです。オイルやガスが安定する1時間ぐらいは電源を入れるのを止めましょう。設置した後、庫内が冷えるまでは、なるべくドアを開けないで、庫内が冷えてから食品を入れるようにしましょう。SHARPのホームページでは、冷えるまでに通常は2〜3時間、夏場は約10時間かかると明記されています。
冷蔵庫の配置については、引越し当日の「引越し先にて」でご説明しましたが、この辺りにと言わずに、壁に付けて設置してもらうようにして下さい。
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