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「うちの引越し業者は正社員のみです。」こんな言葉を聞いたことが無いでしょうか?察するには、アルバイトの引越し作業員ではなく、正社員なので質が良いとアピールしているんでしょう。社会一般的には、正社員の方が責任などの観点から、信頼できると言われがちですが、引越しに関しては、その隔たりは少ないと思います。
引越しの場合、搬出入や積荷などのコツは、経験で積み重なっていくものです。言い変えれば、現場に正社員もアルバイトもないんです。経験と、知恵と、思いやり(家と荷物と依頼主への)と、社員教育がしっかりされていることが、良い引越し作業員だと思います。例えば、高級レストランと街の料理屋では、同じ正社員でも、何かが違うと感じたことはありませんか?(気分を害される方が居たらすみません)
有名な引越し業者でも、社員教育をしっかりしていなかったりすると、期待を裏切るような引越し作業になりがちです。念のため追記しますが、引越しの教育がされているかという事実が大事なのではなく、その教育を社員が吸収しているかが大事なのです。引越し業者の企業努力と、その社員の向上心の両方が必要なのです。
次に、実際の引越し作業の組み合わせについてご説明します。引越し作業員が2名の場合は、一般的に経験豊かな引越しのベテランと、経験が浅い作業員の組み合わせで構成されています。また、2tロングの2LDKぐらいの引越しの場合は、3名の作業員構成が一般的になり、2名の構成に加えて、経験がほとんど無い新人が加わるのが一般的です。引越し作業に入ると、ベテランの引越し作業員がリーダーとなって、搬出指示を出したり引越し依頼人とのコミュニケーションを図る役割をして、新人作業員はその指示に従って引越し作業をこなしていきます。