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「引越し手伝いや掃除など、何でもお受けします。」このようなチラシを見たことないでしょうか?集合住宅にお住まいの方のポストには、引越し業者のちらしが数多く投函されています。それだけ引越しをする人が多く、そのチラシを見て、ホームページなどを見る人が多いからだと思います。しかしながら、転居先まで、引越し荷物の搬送を依頼した場合、違法となってしまいますのでお勧めできません。
引越し業務は大きくわけて、2つの業務を行うと言われています。1つは引越しの荷物を引越し先まで運ぶ貨物業です。2つ目は、運ぶ荷物の荷造りをしたり、運んだ荷物を引越し先まで持って行き、依頼主に代わって取り付けたりするような付帯業務です。
引越車両は何色ナンバー?でご説明しましたが、依頼主から依頼されて、荷物を運ぶことで対価を得るには許可が必要です。便利屋の方が、この許可を得ていない場合は、依頼した側も処罰されてしまいます。そのため、便利屋にお願いできることは、引越しに関する付帯業務ということになります。
このことを知らずに依頼してしまい、こんなはずじゃなかったとならないようにしましょう。家まで来て荷造を手伝ってもらい、いざ引越し先に運びたいとお願いしても、断られてしまうことも有り得ます。費用が魅力的だとしても、安易に頼むとトラブルを引き起こす可能性がありますし、そもそも荷物を搬送することは想定していないので、荷物に関する保険も入っていないと思われます。破損に対する補償も勿論対応してもらえませんので、引越し業務をお願いするのはお勧めできません。