『マンション分譲各社が従来の約二倍の強度を持つ「超高強度コンクリート」を相次ぎ採用している。高層マンションでも柱を太くせずに済み、居住空間を広くできる。強風時や地震時の揺れも抑えられるという。「パークシティ武蔵小杉」(竹中工務店施工)に国内最高強度のコンクリートを採用し、一平方センチあたり千五百キロの荷重に耐えられる強度を持つそうです。八百キロの荷重に耐えられる強度のコンクリートを使うのが一般的とのこと。』
<以上引用:日本経済新聞2006年4月18日>
強度偽装マンションの偽装問題が解決されていない現在、2倍の強度を採用したことで企業アピールになっているのかもしれません。技術が日々進歩して、高層マンションに採用されたことで、賃貸住宅で採用される日も近づたと思います。
残念ながら私は賃貸住宅への引越しを繰り返しています。幹線道路の近辺に住んでいるため、悲しいことに大きなトラックが通るたびに、日中夜間を問わず部屋が振動します。
普通の強度で良いから、車が走ったぐらいでは建物が揺れないようにして欲しいです。こう願う一方、慣れは恐ろしいもので、多少の振動は気にならなくなっているのも事実です。偽装の無い一般的な強度で十分快適ならば、それ以上の強度がもたらす効果は、心理的な物が多いと思います。(勿論、経年劣化による老逐化を遅らす効果もありそうですが)
心理といえば、コンクリートの強度のように、真にお客様を思う気持ちも頑丈になって欲しいですね。2006年4月18日